
畳と木の香りに、
ほどけていく時間。
磨き上げた床板、新調した畳、そして古い梁。 素材の呼吸が感じられる空間は、不思議と肩の力が抜けていきます。 到着して一息、お茶を一杯。それだけで旅の疲れがゆっくりほぐれていきます。
About
Concept
「月日」はもともと、オーナーが幼い頃を過ごした実家でした。
祖父母が丁寧に手入れしてきた土間、ふすま越しに聞こえた笑い声、縁側から見上げた夏の空──
家族の時間が静かに積み重なってきた、ひとつの古民家です。
両親が住まわれなくなった後、「この家をどう残そう」と悩んだ時期がありました。 取り壊すのは簡単でしたが、柱の傷も、縁側のきしみも、どれも家族の記憶そのもの。 なかなか手放せずにいたとき、ふと思ったのです。
「自分たちが大切にしてきたこの場所で、
誰かに少しだけくつろいでもらえたら、
この家は、まだ生きていけるのではないか」
そうして「残したい」気持ちは、「泊まってほしい」という気持ちに静かに変わっていきました。 建具や梁はそのままに、水回りや寝室だけを現代の暮らしに合わせて整え、 旅人がゆっくりと時間を忘れられる宿として、少しずつかたちを整えています。
家の古さは、不便さではなく、やさしさであってほしい。
そんな願いを込めて、今日もこの家は、あなたの到着を待っています。
— 月日 主人

玄関の格子戸は当時のまま。開ける音までも、この家の一部です。
Why Tsukihi
長く家として生きてきた建物だからこそ味わえる、ホテルとは違う時間の流れを、
四つの視点からご紹介します。

磨き上げた床板、新調した畳、そして古い梁。 素材の呼吸が感じられる空間は、不思議と肩の力が抜けていきます。 到着して一息、お茶を一杯。それだけで旅の疲れがゆっくりほぐれていきます。

小さな坪庭に差す光を眺めながら、縁側に腰かける時間。 スマートフォンを置いて、ただ風の音や鳥の声に耳を澄ませるだけで、 ここが旅先であることをあらためて実感していただけます。

宿を一歩出れば、そこはもうならまちの路地。 格子戸の町家、老舗の甘味処、小さな雑貨店。 観光地でありながら、暮らしの気配が色濃く残るこの界隈を、 自分の家から歩き出すように楽しめます。

「月日」は一日一組限定の一棟貸し。 ご家族での団らんも、気の置けない友人との夜更かしも、 誰にも気兼ねすることなく過ごしていただけます。 この家は、滞在中あなたたちだけのもの。